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ブックレビュー(日本教文社) > > レビュー:『木の声がきこえますか 谷口恵美子写真集』

レビュー:『木の声がきこえますか 谷口恵美子写真集』

木の声がきこえますか
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『木の声がきこえますか』
谷口恵美子著
定価(本体952円+税)
生長の家発行

生きとし生けるものへの尊敬と慈しみが心を伝う

ゆっくりとページをめくりながら、気がつくと見慣れた景色の中を散歩しているような感覚に襲われた。
そよ風が心地よい桜の小道、日差しが優しい街路樹の木陰、移りゆく季節に想いを馳せる紅葉の垣根、どこまでも続く真っ白な視界……温かく優しい想いで私の心はいっぱいになった。

本書は、四季折々に表情を変える樹木を中心に、谷口恵美子先生が日常生活の中で撮られた写真が紹介され、味わい深いメッセージが添えられている。
人間の営みと樹木が奏でる雄大な時の流れが対比され、先生の生きとし生けるものへの尊敬と慈しみが心を伝う。

太田翔子さん

次第に、私の記憶の扉が開き始める──いつも近所に“うちの孫です”と自慢していた祖父の笑顔、そんな祖父を恥ずかしそうに見る祖母、友達とおしゃべりに夢中になった放課後、勉強に明け暮れた日々、初めてのひとり暮らし、どんな時も私を信じて応援してくれた両親……これらを取り囲む庭の木、虫の尾と、夕暮れ空、風の匂い──数え切れないほどの様々な光景が胸に押し寄せた。

これからも同じ時を共有したい人たちがいる。
もう会うことができない人もいる。
そして、そこには物言わず、そっと見守り、潤いを与えてくれる自然の営みがあった。

私は本当に幸せ者なのだ。

二度と戻らない大切な今を、ちゃんと味わいながら生きているだろうか?
どれだけたくさんの愛に気がついているだろうか?
もっと毎日を楽しもう。
本を閉じると、清々しい気持ちで明日の訪れを待ち望む私の姿があった。



ohta-blogQR.jpg 太田翔子
生長の家本部組織運動部に勤務
札幌市出身
趣味は美術館めぐり
日々の発見や新鮮な想いをブログ「うまれたて!」に綴る



『白鳩』vol.3 「私のブック&シネマライフ」から転載


※ ※ ※      ※ ※ ※      ※ ※ ※


木の声がきこえますか
前白鳩会総裁・谷口恵美子先
生の5冊目の写真集。四季折
々の木々の写真50枚と、所々
に味わい深い詩が添えられて
いる。コンパクトなサイズで
プレゼントにも最適。また、
生長の家刊の書籍としては初
めて「カーボンオフセット付
書籍」となっている。

谷口恵美子(著) 定価(本体952円+税)
▽四六判変型(13cm×14cm)・上製/オールカラー/82頁/カーボン
オフセット付/ISBN978-4-915759-18-5/初版発行 2009年10月/生長の家刊

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※カーボンオフセットとは
 削減努力をしてもどうしても避けられない、生活や経済活動に伴う温暖化ガスの排
出を、その量に見合った温室効果ガスの削減活動に投資することなどによって、埋め
合わせをする、という考え方です。