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レビュー:『心の散歩道 その2』(谷口恵美子著)

心の散歩道 その2
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『心の散歩道 その2』
谷口恵美子著
定価(本体1524円+税)
日本教文社刊

いのちを慈しむ心に触れ、
素直な心に立ち返ることができた


「枯れたように/見える葉は/母のように/あたたかく/新しく芽吹く/若い生命(いのち)をかばい/花ひらくのを/見とどけて/土にかえる」

『心の散歩道 その2』に収められているこの「花の色は」という詩を読み終えた瞬間、私は申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

森田美穂さん

それは、5月はじめに可愛い花を咲かせていたすずらんが、冬が近づくころには葉が枯れ色になり、見苦しいからと、その枯れた葉を取ってしまっていたからだ。

この詩に触れ、いのちを慈しむ心を知り、神様の愛の深さに感動した。
神様の愛が、私のいのちを温かく包み込んでくれているようで、熱いものが込み上げてきた。
美しいものを愛することは誰でもできる。
しかし、人は醜の中にも美を見出し、愛することができる神の子なのだということを学んだ瞬間だった。

それからは、介護中の義父が着物やトイレを汚しても、そのお世話をさせていただくことをいやと思わなくなった。
そして、枯れたように見える葉が、新しく芽吹く若い生命を支えているように、ご先祖様や父母の喜びや悲しみなどの様々の体験、苦労のおかげがあって、今の私のいのちがあることの幸せを感じた。

詩の言葉の一つひとつから、すべてのものを慈しみ感謝して喜ぶ心の大切さや、与えられている恵みの多さに気づく。
どんな小さなものの中にも神様のいのちを見出して礼拝するそのお姿に触れるたび、すべての人や物や事に感謝する素直な心に立ち帰らせていただいている。



森田美穂
生長の家本部組織運動部勤務
高知県出身
三男一女の母
趣味は読書、花の世話、神社に足を運ぶこと

『白鳩』No.11「私のブック&シネマライフ」から転載


※ ※ ※      ※ ※ ※      ※ ※ ※


心の散歩道 その2 本書は、平成15年に前白鳩会総裁である著者の傘寿を記念して出版された詩集である。家族、趣味の写真や絵画、花や昆虫など身近なことを題材にした100篇の詩が掲載されている。さりげない言葉から、人生についての深い示唆が感じとれる

谷口恵美子(著) 定価(本体1524円+税)
▽A5判変型・上製/224頁/ISBN4-531-05232-3
初版発行 2003年/日本教文社刊

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