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レビュー:『足元から平和を』(谷口雅宣著)

足元から平和を
<DATA>
『足元から平和を』
谷口雅宣著
定価(本体1524円+税)
生長の家発行

だれにも世界平和に貢献できることがある

「歴女(歴史好きの女性)」という言葉が巷にはあるようで、歴史好きは男性ばかりではないようなのでそんな前置きから。

僕は歴史小説が好きだ。
僕の歴史小説との出合いは、「男なら司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を読まずに死んじゃいけない」と中学時代にある人から極端なことを言われ、素直に読んだのが始まりだった。
それ以来、読書と言えば歴史小説というくらいハマった時期もあった。
特に幕末の偉人を取り上げたものが好きで、世界をもっと良い方へと動かそうとする彼らのバイタリティや国の将来のために命をかける姿に感動して、電車の中でも涙がこぼれてしまうこともしばしばだった。

数年前のある日、友人が言った「信長が好き」という一言に、僕は軽い衝撃を受けた。
僕は戦国武将・織田信長のことをほとんど知らなかった。
恥ずかしい気持ちになって、山岡荘八の書いた『織田信長』を手に取ったのだ。
読み終えたとき、数百年前に生まれた織田信長という人物の思いと、自分が今携わっている仕事への思いが重なって、信長に対して、不思議な親近感が湧いた。

さて、前置きが長くなったが、僕が皆さんにお勧めしたい本は、生長の家総裁・谷口雅宣先生のご著書『足元から平和を』(生長の家刊)だ。

情報通信分野の技術が日進月歩で進み、今、世界は日に日に狭くなってきている。
地球の裏側で何が起こっているのか、誰もが知ることが出来る。
特に私たちのような先進国に住む人々は、知るために大した努力もいらないし、むしろ望まないのに聞かされ、見せられていることも少なくないかもしれない。

信長が生きていた時代と違い、日本人同士の戦争が起こることはない。
でも、世界に目を向けたらどうだろう?
まだ、殺し合っている。
億単位の人が飢餓で苦しんでいる。
そういう現実を見て見ないふりをしているつもりはないけれど、一体自分に何が出来るのかと考えると途方に暮れてしまう人は多いはずだ。

でも、『足元から平和を』を読むと勇気がわいてくる。
こんな小さな自分でも、立派に世界を平和にするために貢献できることがあるということを気づかせてくれる。
これからの時代、神様を正しく信じることが出来る人こそ、世界を正しい方向へと導くリーダーになりうるということを訴えかけてくる。
まさに『日時計24』誌の読者が読むにふさわしい一冊じゃありませんか。



syuichi-ohdaira.jpg 大平収一


『日時計24』準備号「私の日時計ブックレビュー」から転載


※ ※ ※      ※ ※ ※      ※ ※ ※


足元から平和を 科学技術の急速な進歩が生活に豊かさを与える一方で、温暖化などの環境問題、埋蔵資源の多い国々での紛争など、地球規模でのさまざまな問題を引き起こしている時代にあって、平和を実現することと自然界を尊重し、地球を傷つけないということとは密接な関係があると著者は言う。生長の家の“すべては一つ”の教えが世界平和実現に欠かせないことを説いた一書

谷口雅宣(著) 定価(本体1524円+税)
▽四六判・上製/378頁/ISBN4-915759-09-9
初版発行 2005年5月/生長の家刊

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