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レビュー:『衝撃から理解へ』(谷口雅宣著)

衝撃から理解へ
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『衝撃から理解へ
――イスラームとの接点をさぐる』
谷口雅宣著
定価(本体1429円+税)
生長の家刊

イスラームを理解する入門書

皆さんはイスラームについて、どのような印象を持っていますか?
ターバンを巻いた人たちが信仰する、見知らぬ国のエキゾチックな宗教。
あるいは、9・11をはじめとするテロ事件と結びつく、危険な宗教だと思っている人もいるかもしれません。

生長の家の大切な教えの中に、「万教帰一」と言って、長い間人々を救い続けてきた偉大な宗教は皆、普遍的な真理を共有している、というものがあります。

生長の家創始者・谷口雅春先生は、主にキリスト教、仏教、神道のそれぞれの「中心部分」においては共通するものがある、と著書や講演で示されています。
しかし先生の著作には、イスラームに関するものはあまりありません。
これは先生が活躍されていた昭和の時代には、文化的、思想的にイスラームとの関係があまり深くなかったからです。

しかしイスラームは現在、十億人以上もの信者がいると言われ、信者数ではキリスト教に次ぐ、世界第二位の宗教です。
こんなにたくさんの人が信仰する宗教には、素晴らしい魅力があるはずですが、同じ宗教を信条とする人々が、おぞましい事件を起こすことに、矛盾を感じないでしょうか。

そのような疑問を感じた人は、ぜひ、本書をひも解いてみてください。
著者がこれらの疑問に分かりやすく答えています。

イスラームの教えの中には、生長の家が説く「万教帰一」的な考えがあり、イスラームは理性的で平和な宗教であることが説かれていて、イスラームを多くの人が渇仰してやまないことに納得されると思います。

また、本書の中には、著名なイスラーム法学者のカリード・アブ・エルファドル博士と著者との感動的な出逢いも書かれています。
私も博士の講演をニューヨークで聴く機会があり、イスラームの本質について学ぶことができ、イスラームの大多数は温和で、愛深い人々であることを知り、深い感動を覚えました。
若い皆さんにこの本をぜひ、お勧めします。



阿部哲也
生長の家本部講師
静岡県生まれ
趣味はエレクトーン


『日時計24』No.13「私の日時計ブックレビュー」から転載


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衝撃から理解へ 本書は、著者が、2005年7月から2008年7月、ブログ「小閑雑感」に発表してきたイスラームについての論考をまとめたもの。「第1部 イスラームの衝撃」は、「ロンドンのテロ」「信仰と風刺」などイスラームに関する時事的な論評を12章収録。「第2部 イスラームへの理解」は、「イスラームの理性主義」「イスラームと生長の家」など8章を収録し、暴力的な面の報道が多いイスラームについて、「寛容性」「多様性」 などの平和的な内容を持つことを強調している

谷口雅宣(著) 定価(本体1429円+税)
▽四六判・並製/290頁/ISBN978-4-531-05904-1
初版発行 2008年/生長の家刊

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