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レビュー:『小さな奇跡』(谷口純子著)

小さな奇跡
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『小さな奇跡』
谷口純子著
定価(本体1429円+税)
日本教文社刊

毎日が小さな奇跡の連続です

私は転勤を機に6年前、東京へ引っ越してきたのですが、当初は東京の暮らしになかなか慣れることができませんでした。

その一番大きな原因は、人口密度が高いこと。
特に通勤ラッシュ時の電車は異常なほど毎日鮨詰め状態で、ホーム内や改札口を歩く人の速度が速いのでぶつかりそうなこともあり、息の抜けない通勤が苦痛でした。

ところが、ある日、目の不自由な女性が駅の自動改札を通過できずに戸惑っていた時、そばを歩いていた青年が、女性の手を取って誘導してあげている姿に出会ったのです。
その心温まる光景に心が癒され、その日は一日、とても明るい気分で過ごすことができました。
それ以来、なぜか深切な行為をする人をよく見かけるようになりました。

やがて私は、駅員や運転士、階段やトイレ、定刻どおり運行されているダイヤなど全ての人、物、事の恩恵に感謝しながら通勤するようになりました。
そして、いつの間にか、東京の生活にも慣れることができたのでした。

本書には、次のように書かれています。

「善い事も悪い事もある生活の中で、善いこと、感謝すべきこと、ありがたいことを認める習慣をつけると、それまで気がつかなかった周りの善いことに気がつくようになり、目が開かされる思いをするものだ。
そして『これさえなければ』と自分で決めつけていた不幸が、それほど大きな問題ではないと思えるようになる。
この“心の余裕”が重要である。
そこから新しい視点や思わぬアイディアが生まれてきて、自体が改善に向かうようになる」(161ページ)

このように本書には、日々の生活の中で誰もが、「小さな奇跡」に満ちた日常生活を送ることのできる“心の持ち方”が紹介されています。
さあ、あなたも、身の回りの善いことを認める生活を始めてみませんか?



永井 暁(あかつき)
生長の家本部講師補
滋賀県生まれ
生長の家聖歌隊ではテナーパートで活躍


『日時計24』No.18「私の日時計ブックレビュー」から転載


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小さな奇跡 心がけ次第で毎日が「小さな奇跡」の連続に。その秘訣は物事の明るい面を見る「日時計主義」の生活にある。『白鳩』誌(旧版)の「四季のエッセイ」に綴った著者自身の体験や日々の思案などを通して語る。自ら撮影した写真も掲載

谷口純子(著) 定価(本体1429円+税)
▽四六判・上製/256頁(フルカラー)/ISBN978-4-531-05259-2
初版発行 2008年4月/日本教文社刊

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