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レビュー:『心と食物と人相と』(谷口雅春著)

心と食物と人相と
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『新版 心と食物と人相と』
谷口雅春著
定価(本体1333円+税)
日本教文社刊

私たちの食生活を考えさせられる一冊

私は“弁当男子”をめざし、可能な限り毎日の弁当を自分で作っている。
以前勤めていた会社(有機食品の流通業)で、食物は命であり、食事はそれをいただく大切な行事だと学んだ。
だから、なるべく素性の知れた食品を選んで購入する生活をしていた。
弁当ライフはそんな考えの延長線上にある。

しかし、東京で暮らし、多忙で外食が増えると、ほぼ毎日、ラーメンやつけ麺を食べ、気づけば体重が八キロも増加していた。
多くの人から体型の変化を指摘され、食生活の改善の必要性を感じ、この『心と食物と人相と』を読んだ。

同書には、
「肉体は魂(生命)の棲む“宮”であるからそれを清潔にすることを怠ってはならないし、清浄にして、健康な食物を、その人の体格に応じた適当な分量をとるがよいのであります」(62ページ)
と書かれている。

食物は身体に直接影響を及ぼす。
考えてみれば当たり前だ。
自分の身体に感謝し、その上、食材を選びながら季節を感じ、食べる人や食物にも心を込めて調理し、感謝の心で食べる……そんな食生活が出来たらどれほど素晴らしいだろう。
私は思い直し、弁当作りを再開している。

また、食生活を通して世の中のためになることを改めて考えてみた。
この本には肉食の習慣について詳しく書かれている。
健康や性格形成に及ぼす影響、動物の殺生の問題、肉食と平和の関係などについてである。

近年、私たちの肉食の習慣が、発展途上国の人たちの食料を間接的に奪ったり、環境に悪影響を与えたり、紛争とも密接に関わることが知られてきた。
つまり、肉食をしないという行為だけで世界の役に立てるということである。

「平和論をなすもの、本当に平和を欲するならば、肉食という殺生食をやめる事から始めなければならないのであります」(48ページ)の一文を心に刻みたい。



岡田慎太郎
昭和54年、愛知県生まれ
趣味は絵を描くこと、写真を撮ること
生長の家本部勤務


『日時計24』No.21「私の日時計ブックレビュー」から転載


※ ※ ※      ※ ※ ※      ※ ※ ※


心と食物と人相と 人間にとって正しい食物とは? 生き物を殺して食するのは残酷か? 本書には、宗教的な見地から、肉食が私たちの心や社会に与える影響について記されている。著者は「食物は"心"を変え、人相を変える」と言い、正しい食の重要性を説く

谷口雅春(著) 定価(本体1333円+税)
▽四六判・並製/292頁/ISBN4-531-05249-8
初版発行 2005年/日本教文社刊

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