header_line
logo
日本教文社公式twitterアカウント  facebookアカウント  目録ご請求
ホームお知らせ編集部からコンテンツ一覧リンク集書店様へ会社案内
ブックレビュー(日本教文社) > > レビュー:『今こそ自然から学ぼう』(谷口雅宣著)

レビュー:『今こそ自然から学ぼう』(谷口雅宣著)

今こそ自然から学ぼう
<DATA>
『今こそ自然から学ぼう──人間至上主義を超えて』
谷口雅宣著
定価(本体1238円+税)
生長の家刊

自然から奪うのではなく、自然に与え返す生活を実践する

本書は10年前の2002年に出版されたものですが、今もなお私たちが学ぶべき多くの指針が示されています。

私たちが“自然”の恩恵に生かされているのは間違いのない事実ですが、現代では特に街中で生活していると、あまりそのことを感じないままに生活しています。
しかし、昨年の東日本大震災で、自然の力の大きさを再認識させられることになりました。
加えて、震災直後には原発事故が発生し、節電意識が拡がりましたが、電力が足りないから我慢するといった節電により、“節電疲れ”になっている人もいるそうです。

生長の家の教えを学ぶ我が家では、電気とガスの使用量を中心に、CO2の排出量が前年より約2割近く減っています。
それほど苦しい省エネ生活を行ったわけではないのですが、ほんの少しの間でも部屋を出るときは必ず照明のスイッチを切ったり、エアコンも暑すぎたり寒くなりすぎないように気をつけたりすることが習慣化し、年ごとに省エネ生活になってきています。

いま世界は、出来るだけ“自然”に負荷を与えない生活、奪う生活から頂いたもの以上に“自然”に対して与え返す生き方に大きく舵を切らなければいけない時期に来ています。
著者は本書の中でこう述べています。

「表面的な『環境美化』のレベルにとどまらず、もっと深く『我々は神のもとに皆一体の命であるから、他の生物も地球の鉱物資源もすべて含めて、神の子・仏として尊敬し、それに感謝して拝んで使わせていただくのである』という態度で生きなければならない」(118ページ)

本書は、環境問題へ取り組むことの意義を示すというだけではなく、人類が進むべき道を信仰の面から説かれています。
「すべては一体」という信仰を持つ人たちが、まず「宗教心がなければ環境問題は解決しない」ということを、先頭に立って示していかなければならないと思います。
ぜひ広く多くの方に読んで頂きたい一冊です。



紀野(きの)輝明
生長の家本部講師補
生長の家本部勤務
一昨年、北海道に長期出張し、
大自然の素晴らしさを再認識


『日時計24』No.28「私の日時計ブックレビュー」から転載


※ ※ ※      ※ ※ ※      ※ ※ ※


今こそ自然から学ぼう 明確な倫理基準がないまま暴走し始めている生命科学技術と環境破壊。その問題を検証し、手遅れになる前になすべきことを宗教者として大胆に提言。自然と調和した人類の新たな生き方を示す

谷口雅宣(著) 定価(本体1238円+税)
▽四六判・上製/372頁/ISBN4-531-05901-8
初版発行 2002年/生長の家刊

ご購入はこちらから